2012/11/06

第5回Vege&Fork Market 終わりました!


片付けを終えて、ふと街の中にいると冬支度の空気を感じました。朝夕はだいぶ冷え込みますね。今年ももう終わりに近づいているんだなぁと。来月師走に入ると本当に時間が短く感じるのでしょう。一気に忘年会、クリスマス、そして年末へと。

このブログでも精一杯叫び続けてきた「第5回Vege&Fork Market」を先週末、無事に終える事ができました。今回も多くの方々に来場していただくことができました。友人知人も駆けつけてくれました。何度やっても相変わらずうれしいですし、楽しいです。お客さんも含め、全ての関係者の方々のご協力によってこのイベントは成り立っています。みなさま、本当にありがとうございました!

(Pic:Ryoji Fujikashi)

開催当日、主催者が一番強く思う事は言うまでもなく「カタチになって無事に終えること」です。これ以外にありません。僕もそれなりに緊張感や不安があったりします。不思議なことに回を重ねるごとに緊張感は増していきます。やればやるほど気になる事が増えていくものです。Why?

今回の集客について
言うまでもなく集客は最重要ポイントです。「何人くらい来たの?」はよく聞かれます。カウンターで計っているわけではないですが、ざっと2日間で1,500人くらいだと思います。出展者の方から聞く客単価の平均とイベント全体の総売上から算出するとだいたいこれくらいの人数を割り出すことができます。(わざわざあの会場まで来て何もせずに帰る人はほとんどいないでしょう。)

数字が教えてくれました
前回(春)に出展し、今回も出展した店舗の売り上げの推移を見てみました。驚いたことに半数以上の店舗の売り上げが上がっています。さらに過去の開催から割り出した「一店舗あたりの平均売り上げ」も今回は全体的に上がっています。今回の出展数は40店舗以上です。店舗数が増えているのにこの結果ということは客単価アップ、もしくはお金を使ってくれるお客さんが増えていることを意味します。つまりイベントは成長していると言えます。

Vege&Fork Marketの出展料は「完全自己申告制の売り上げの10%」です。たまに「自己申告性?」と言われますが、最初から信頼関係で成り立っています。出展料を一律にしていない分、売り上げからイベントを分析することができます。

10月〜11月はイベント多発期。そこらじゅうでたくさんのイベントが行われています。当然お客さんも分散します。危惧していたこともありましたが(汗)、この結果は本イベントの規模にしては決して悪くはないと考えています。

Vege&Forkで大事なことは”隙間”と”ゆとり”と”コミュニケーション”
何度か開催していると、さらには客層も問われてきます。「どんな人が来てくれているのか?」ということです。人が多くて盛上がっていることは大事ではありますが、僕はそこだけに固執しているわけではありません。その間にある人と人とのコミュニケーション、適度なゆとり、つまり”隙間”があった方がいいと思っています。「売りまくりたいんだ!」というお店はちょっと温度が合わないと感じるかも知れませんね。

その部分について実行委員会スタッフと出展(「かぼちゃのおうち」)を兼任した藤樫さんがFacebookでこう書いてくれています。

仕込みをしていた時は、勤めていたパティスリーの店長のことばかり思い出しました。今していることは、彼のもとで身につけたこと、学んだことがベースになっているから。技術だけじゃなくて、味覚を磨かせてもらったし、成功哲学とか幸福論とかマニアックなこといろいろ。 
わたしは実際に店舗を持っているわけでも本格的に起業したわけでもないので彼とは規模が違うけれど、自分でやるということの楽しさ、厳しさ、前よりもわかります。今回、出展してみて、またひとつ、これまで見えなかったものが見えるようになりました。もちろん反省点もものすごくたくさんあります。最終的にギリギリになってしまった自分の至らなさが悔しかったです。また、自分の理想やイメージと、お客様が持っているイメージとに少しズレがあることがわかったので、これをしっかりいかして次につなげます。 
完売というと聞こえは良いですが、かぼちゃのおうちは、スイーツを通してよりお互いが幸せを感じられる、心の通い合う場所にしたいというのが本来の思いなので、「売る」という概念からいったん離れて、ゼロから考え直したいです。
お客様を翻弄したくないんですよね。 
やりたいのはそういう世界ではないんです。 
想定外の行列、本当に、ありがたいことだったのですが、「なくなっちゃうから並ばなきゃ」という気持ちにさせてしまうことに関しては、葛藤というか、ちょっと考えてしまいます。どういうふうにしたら、私も含めみんながハッピーなんだろうって

僕が言うより的確にこのイベントの主旨を伝えてくれています。実際「かぼちゃのおうち」は初出展にも関わらず大盛況でした。そうです、こういうことなんです。

僕も利用しているので何とも言えませんが(!)、スーパーやディスカウントストアは大量生産低品質と言えるでしょう。対してVege&Fork Marketの店舗商品は少量生産高品質。このイベントではモノや質の良さ、作り手のこだわりや想いを伝えることに重きを置きたいのです。でなければ開催している意味がありません。人がゴった返すような会場ではなく、ゆとり感も重要な要素です。安易に集客人数だけで判断されたくないし、比較されたくないと思うこともしばしばあります。よそはよそ、ここはここで良いのです。

「Vege&Forkのお客さんは質が高い。」と言われることは一度や二度ではありません。何だか伝わっているみたいでとてもうれしく思っています。例えば「値段が高いとか安いで判断しない」ということだそうです。財布にお金がある人なのかも知れませんが、「モノの良さをわかる感度がある方」と僕は心の中で呼ばせてもらっています。

出演者の方、ボランティアスタッフの方にも心から感謝
今年の夏の出会いから僕から出演をお願いさせていただき、快諾していただいた「Gaine&Nada Yogi KAZU」さん、同じく夏にオファーして上演を決めてくださった「ミュージカルプロデューサーズカンパニー」のみなさん、本当にありがとうございました。
そしてイベント当日の運営を一緒にやってくれたボランティアスタッフのみなさん、どうもありがとうございました。(本当におつかれだったと思います!)

リユース食器の導入、エリア拡大について
マイ箸、マイ皿、リユース食器の一部導入を始めましたが、使用率は5%以下。全然まだまだです。関心度も低いのでしょうが、とにかくVege&Fork側のPRが足りません。まずはそこからです。それでもゴミの量は明らかに減ったと思います。ゴミ箱の量も減らしましたが(笑。

スイーツ、マッサージ、雑貨、キッズスペースのお店を集合させたピクニックエリア。限りなく僕のイメージどおりになったものの、ちょっと動線作りが弱かったと感じました。次回以降のテーマです。まだまだ良くなると思います。次回は奥まで使ってあちら側で展開してもいいのでは?との意見も。概ね好評だったのでこれからもあの遊歩道の可能性を探っていこうと考えています。やっぱり緑と樹々がある空間は素敵なのです。


2012年。第4回を5月に開催し、6月〜10月まで世田谷駅や住宅展示場で小さく開催、そして11月開催の今回、と気付いたら半年間イベント制作続きでした。相方はもちろん、スタッフとして関わってくれているみんなも日常の仕事をこなしながら一緒に作り上げてくれました。何と御礼を言ったらいいのかわかりません。(本当にどうもありがとう。)

夏期イベントでは灼熱の太陽でみなグッタリしてしまう日もあったり、ゲリラ豪雨に遭遇したり、他にもちょっと無理し過ぎたこともたくさんありました。凹んだりもしましたが、今回の麻生環境センター、いい”結び”になったのかなと感じています。報われたなぁ、と感じたこともいくつか。

とにかくたくさん学ばせてもらった2012年。(まだ早いけど。)2013年もこのVege&Forkやそこから派生したことを自分の仕事や活動に活かしていこうと思っています。イマジネーション。

他にもお伝えしたいことはありますが、このへんで。これからも思う事を少しづつここに書いていこうと思っています。

今年も”肉体労働”が終わったので(笑、ゆっくりロミロミマッサージやリフレクソロジー、ハンモックリフレなどお願いしようかなーと思っています。普段はヨガやストレッチで柔らかくしているつもりですが、ここ最近は緊張感もあり、めちゃくちゃ固まってます。緩めよう。出展者さんたちのブログやtwなどをチェックさせてもらいつつ、今度はイベントに遊びに行こうと思います。お客さんとして楽しもうと思います。

出展者のみなさまにおかれましては仕込み期間を入れると何日も仕事続きだったと推測します。本当におつかれさまでした。そしてVege&Forkに関わった全てのみなさま、ありがとうございました。次回は2013年の5月に開催予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

主催者:戸田耕一郎