2011/03/27

もうすぐ開催。思っていること。

東京圏は徐々に日常のサイクルへと戻って来ている感がある。気がかりなのは
原発問題で、意見も大丈夫説と不安説が二極化している。水問題も浮上してい
るし、しばらく混乱は避けられない。

風評問題や不謹慎・自粛ムードも加速している。福島近郊の農家は大打撃だし、
漁業にも不安は募る。東京では井の頭公園での花見が禁止になり、早くも夏の
東京湾花火大会には中止が告げられた。「不謹慎」という理由が90%ぐらいを
しめているのだろう。がしかし、これに関してはいくら何でもと思わずにはい
られない。

話しがそれるが、そもそも祭りの概念って何だろう?酒をのんで大騒ぎするの
が「祭り」なのだろうか?非常に興味深いブログを見つけた。こちら。
…花見や花火大会をやる価値はむしろある!とさえ思えてくる。皆で集まり、
命を落とされた方々への弔いとしての、「祈りの祭り」でいいじゃないか!!

さて第2回Vege&Fork Marketは開催一週間を切りました。制作絶好調といい
ながらも、今回の大地震の影響により、出展者のキャンセルも若干出ておりま
す。それぞれの諸事情によるものです。しかしながら皆さんからは「非常に残
念」「次回こそ」といった前向きなお言葉とともにご連絡をいただきました。
出展者リスト更新しています。
(★印付けてます。その代わり追加店舗も出てきました!)かと言ってイベン
トが成立しないことはありませんのでご安心下さい。「(ピンポイントで)楽
しみにしていたお店が出展キャンセルだ。」という方、申し訳ございません。

出展出来なくなった皆さま!ちょっと先の話しで恐縮ですが、Vege&Fork
Marketは次回、1周年を記念した第3回を開催する予定です。そのときは是非
出展してくださいね!2011年11月にやりますから!今回、出展できない方々
のためにも精一杯やりますから!遅らばせながら、義援金や救援物資集めもや
りますから!

がんばるぞ。

週間天気予報によるととりあえず、雨の心配はなさそうだ。あとは祈ろう。こ
のブログを書いている時点では土曜日はあったかそうだ。日曜日は少し寒いか。
ひとたび雨が降ったりしたら出展者は勿論、何せライヴを演ってくれるアーティ
ストに非常に申し訳ないのだ。(雨対策の名案がなく、屋根がなくてすいません、
という意味で!)
何でもこの震災という非常事態に結びつけて考えてしまう傾向にあるが、彼らの
歌声にとても興味があるし、僕自身が彼らのライヴを観たい気持ちが強い。本当
にこのイベントを楽しみにしてくれているアーティストは多いし、音楽(しかも
生!)は必要不可欠だ。

アーティストのみなさん、よろしくお願いいたします!

今日、近所にある川崎市アートセンターで有志のミュージシャン群による、チャ
リティJAZZライヴが行われた。聴衆は皆それぞれに身を揺らし、サックスのサ
ウンドに耳を傾けていた。電気は使わず、シンガーはアカペラ、サックスはもち
ろん、フルートもピンマイクなしでプレイ。管楽器的には本来ありえないステー
ジ環境だったが、見事なライヴだった。義援金も集まっている様だったし、皆気
持ちがひとつだった。名前は存じ上げないが、ある女性シンガーが「We Are The
ONE!」「We Are The Dreamer!」といったフレーズを連呼していたのが印象的
だった。十分「伝わって」きた。

神戸では未だに震災の復興JAZZライヴイベントが続けられており、規模も相当な
ものになっていると聞く。続けていく、ということが重要になってくるだろう。
一過性のものではなく復興への道のりは長い歳月を必要としていくものだから。
ミュージシャンの意思が尊重されるべきものだが、是非、新百合ケ丘でも終わるこ
とのないチャリティライヴをやってほしいと切に願う。それくらいいいものだった
し、求められているものだと感じている。

今後、早い段階(というかもう既に)で色々な方面で「次世代エネルギー」や「代
替エネルギー」といった問題がクローズアップされていくだろうし、取り組み始め
る個人や団体、企業が増えるだろうと思う。何よりも皆の関心がリアルに高まって
いる。Vege&Fork Marketを軸とした個人プロジェクトの課題やテーマも色々と見
えてきた。じっくり取り組んでいきたい。

相変わらずだらだら書き綴っていますが、とにかく来週の土日です。いろいろな方々
とお会いし、お話しができることをとても楽しみにしております!

Vege&Fork Marketでお会いしましょう!

チャリティJAZZライヴ@川崎市アートセンター